合宿免許の食事は、付くかどうかが読み取れない学校が多い
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合宿免許は「食事付き」と言われます。実際に何食付くのかは、学校によって違います。
申込窓口1社(合宿免許受付センター)の52校の料金表を2026年8月24日に読んで、食事の条件がどこに書かれているかを数えました。
どこにも書かれていない学校が21校
数えたのは2か所です。料金表のプラン名の中と、そのページの本文です。
| どこに書かれているか | 学校数 |
|---|---|
| プラン名の中に条件がある | 21校 |
| 本文で食事に触れている | 16校 |
| どちらにも無い | 21校 |
上の2つは重なることがあるので、足しても52になりません。はっきりしているのは、52校のうち21校は、公式のページから食事の内容を読み取れないということです。
読み取れないまま金額だけを並べると、含まれるものが違う額を比べることになります。
プラン名の中に条件が入っている
書いてある21校では、条件がプランの名前そのものに入っています。実際に出てきた形です。
| プラン名に入っていた語 | 学校数 |
|---|---|
| 自炊 | 13校 |
| 3食なし・食事なし | 7校 |
| 昼食のみ・昼夕のみ | 2校 |
同じ学校が複数の形を持つことがあるので、こちらも足すと21を超えます。
料金表の見出しに「レギュラー」と書いてあっても、別の学校では「自炊レギュラー」だったり「レギュラー(3食なし)」だったりします。同じ名前でも中身が同じとは限りません。
自炊にすると2万円ほど下がる
同じ学校の中で並んでいるので、差額がそのまま出ます。52校でいちばん安い観音寺自動車学校の、同じ期間(4/1〜6/30)の料金表です。
自炊レギュラー
- 195,800円(税込)
レギュラー
- 217,800円(税込)
違うのは食事が付くかどうか
差は22,000円です。比較サイトが「最安195,800円」と書くときの額は、自炊のほうを指しています。
同じ形の引き算を、公式が金額で明示している学校もあります。
食事なしプラン(3食なし):料金表より税込10,000円引
松江・島根自動車学校と鳥取県東部自動車学校の料金表にある注記です。こちらは1万円で、観音寺の2万2千円とは倍以上ちがいます。食事を外したときに戻ってくる額も、学校ごとに決まっています。
自炊と食事付きを直接比べられる学校は2校しかない
上の22,000円という差額が出せたのは、観音寺自動車学校の料金表に「自炊レギュラー」と「レギュラー」が同じ列に並んでいるからです。
自炊プランを持つ13校を1つずつ見たところ、同じ名前で自炊版と食事付き版の両方を載せているのは、観音寺のEASTとWESTの2校だけでした。残り11校は自炊のプランしか載せていません。
つまりその11校では、食事を付けるといくら上がるのかを公式サイトから計算できません。「自炊なので安い」とは言えても、いくら安いのかは出てきません。
金額で明示している3校(松江・島根/鳥取県東部/安来自動車学校)はどれも税込10,000円引で揃っていました。この3校は同じグループの表記に見えます。
まとめると、食事を外したときの差額が分かるのは、52校のうち観音寺2校と、この3校の合わせて5校だけでした。
| 分かり方 | 学校数 |
|---|---|
| 同じ表に自炊版と食事付き版が並ぶ | 2校 |
| 注記に引き額が書いてある | 3校 |
| どちらも無い | 47校 |
付いている場合も中身が違う
食事付きと書いてある学校でも、出てくるものは同じではありません。
専用宿舎の食事は3食仕出し弁当になります。
都留自動車教習所と上野原自動車教習所の注記です。仕出し弁当と明記されています。一方で、ビュッフェや作り置きの手作り料理を売りにしている学校もありました。
回数が減る日を決めている学校もあります。
日曜日の昼食、祝日の昼.夕食はご用意がございません。
こまつ自動車学校の注記です。同じ注記が、代わりに出る額まで書いています。
日曜日税込700円/日、祝日税込1,500円/日を卒業時に支給いたします。
代わりに現金が出るので、食費が丸ごと自己負担になるわけではありません。 14日間の合宿なら日曜は2回あるので、この扱いで動くのは1,400円です。祝日がはさまればそのぶん増えます。
この学校の宿泊プランは昼食と夕食だけのセットで、朝食は日数にかかわらず付きません。出ない日の話と、そもそもプランに入っていない食事は別です。比べるときは、まずプランに何食入っているかを見ることになります。
止まる日はもう1つ書かれています。
休校日(8/15.年末年始)には食事のご用意がございません。
こちらには代わりの支給が書かれていません。お盆や年末年始をまたぐ日程を選ぶときは、ここが効きます。
金額としては小さいものの、書いてある学校とそうでない学校があります。
食費を足して比べ直す
自炊や食事なしのプランを選ぶと、その分の食費が別にかかります。1日3食を外食や自炊でまかなうとして、1日1,500円で見積もると、14日で21,000円になります。
観音寺の差額22,000円は、この見積もりとほぼ同じでした。つまり自炊にしても、食費まで含めた総額はあまり変わらない計算になります。
この1,500円という数字は目安で、公式サイトに根拠はありません。自分が普段いくら使うかで置き換えてください。確かなのは、料金表の差額だけを見て「安くなった」とは言えないことです。
料金の並びそのものは合宿免許の安い順は、ATとMTで入れ替わるにあります。持ち物と現地でかかるものは合宿免許に持っていくものにまとめました。
確かめる順番
食事は毎日のことなので、あとから変えられません。
- 申し込むプランの名前に、食事の条件が入っていないかを見る
- 入っていなければ、そのページの本文で食事に触れているかを見る
- どちらにも無ければ、窓口に問い合わせる
3つ目に当たる学校が21校ありました。書いていないことは、付いていることの証明にはなりません。
この52校は合宿免許受付センター1社の窓口で数えたものです。この窓口に入っていない遠鉄自動車学校は、よくある質問で食事の条件を答えています。「基本的に、朝食・昼食・夕食の3食付きプランです」としています。自炊プランでは昼食のみの用意になるとも書いています。一部の提携ホテルでは夕食の提供が無く、ミールクーポン等で対応するとしています(2026年9月5日確認)。
プラン名や本文を探さなくても、よくある質問に条件がまとまっている例です。探す場所は学校によって違うので、料金表だけで終わらせないでください。
年齢の条件も同じ形で、書いている学校と書いていない学校に分かれます。数えた結果は免許合宿の年齢制限は26歳から66歳までばらついているにまとめました。
この記事の数字について
食事の条件は2026年8月24日に、合宿免許受付センターの公式サイトにある教習所ごとのページを52校すべて読んで数えました。比較サイトの記述は使っていません。
条件は変わります。申し込む前に、必ず公式サイトで確かめてください。
この記事で確かめたこと
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